「ワーホリで海外に行く!」とか「ワーホリしてきた!」と聞いたことありませんか?
海外に行くのにパスポートやビザが必要なのはわかるけど目的によって種類が色々あります。
その中で、ワーキングホリデーというものがあるのですが、ワーホリとは一体何なのか?
そして、みんなが利用するワーホリの目的とは何なのか?まとめてみました。
ワーホリって何?
ワーキング・ホリデー (Working Holiday)とは、18歳から25歳又は30歳の日本人が、協定を結んでいる外国に1年間行くことができる事を言います。
1年の間、スローライフを送るったり、現地で友達と遊んだり観光したり語学学校へ通ったりと、その人の目的に合わせて比較的自由に暮らすことができるのが特徴です。
また、外国で暮らすとなると貯金だけでは足りなくなることもありますよね。
そこで外国で暮らすために必要なお金は、行った先の外国でアルバイトをして稼いでいいよ!というのもワーキングホリデーのいいところです。
現在、日本は22か国とワーキングホリデーの協定を結んでいて、ひとつの国に対してワーホリが出来るのは1回までとなっています。
最長1年、同じ外国に滞在することができますが、1年未満で日本に帰国することもできます。
例えば、ワーホリでオーストラリアに4月1日から入国したら、翌年の3月31日までずっとオーストラリアにいることもできますし、その間に日本へ一時帰国したり、他の国へ旅行してオーストラリアに戻ることもできます。
毎年違う外国にワーホリすると、18歳から30歳の間に最大22か国へワーホリで行けるということになります。
ワーホリの制度を利用するには?
ワーホリを利用するには、ワーホリビザが必要になります。
インターネットを使って自分で申請することもできますし、留学センターで頼めば代理申請もしてもらえます。
自分でインターネットから申請するとなると英語のホームページになるので、英語で申請フォームを埋めるというハードルの高さがあります。
英語が苦手な方は留学センターで頼むのが安心ですね。
手数料がかからない留学センターもありますし手数料がかかる場合もあるので、その辺のチェックも必要です。
また、ワーホリビザを発行すると日本円で4万円ほどの費用がかかります。
ワーホリビザは申請してから発行されるまでに3~4か月かかりますので、出発日を決めたら逆算して早めに申請するようにしましょう。
ビザは郵送ではなく登録したE-mailに添付されて届きます。
また、年間あたりの渡航人数を制限している国もあり抽選が行われる場合もあるので、行きたい国に人数制限があるかは、日本ワーキングホリデー協会のホームページで確認が必要です。
・日本ワーキングホリデー協会
どんな人がワーホリを利用する?
ワーホリを利用して海外にいる日本人はたくさんいます。
その利用目的は様々で、
・その国や文化が好きでいる人
・外国が好き・旅行が好きな人
・外国人の彼氏・彼女が欲しい人
・英語を学ぶためにいる人
・日本よりバイトの時給が良い場所で働き、お金を貯める為にいる人
・海外で働いてみたい人
・日本で磨いた技術職が海外でどこまで通用するか試している人
・日本での生活に疲れを感じ、日本に居たくないという人
・自分が本当に何をしたいのかを探している人
このように、どんな目的でも1年間は移住できるので、人生経験にはとても良いことだと思います。
また、しっかり1年間その国に滞在する人や、満足して2ヶ月ほどで帰る人もいて、みんな思い思いのワーホリライフを過ごしています。
ワーホリで行ける国・おすすめの国はある?
ワーホリで行ける国は
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、
フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、
ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、
スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランドの22か国です。
まず、おすすめの国としてはオーストラリアになります。
国の面積は日本の20倍以上。 都会から田舎まで街を変えると雰囲気も全く変わります。
数ヶ月ごとに街を変えるのもいいですし、日本人が多く住む街にはジャパニーズレストランやアジアンマーケットで日本を感じることもできます。
また、オーストラリアでは最初の1年目に3か月間のファームワークをすると、2年目もオーストラリアに居ることが出来るというセカンドワーホリビザを手に入れることができます。
ファームワークとは果物や野菜のお世話や収穫・パッキングをしたりする仕事のことで、レモン・ぶどう・いちご・トマト農場など、さまざまな農場を選ぶことができます。
時給が高いのもファームの魅力です。
3か月間働くとセカンドワーホリビザを申請できるという証明書を農場からもらうことができるので、その後申請するようになります。
セカンドワーホリビザ申請の年齢制限も30歳までです!
まとめ
日本を飛び出して海外に出ることは珍しいことではなくなってきました。
人生のほんの1年を海外で過ごすことは、他の国の文化や一般常識を知ることができるいいチャンスです。
日本では体験できない事や感じることがたくさんあるので、若いうちに世界に飛び出し色んな国を見て周るのも良いのではないでしょうか!