知床半島に流氷が接岸する頃に始まる知床流氷フェス。聞きなれない人も多いかもしれませんが、30年の歴史がある知床オーロラファンタジーに代わって2017年より始まりました。
いったいどんなイベントなのか日程や楽しみ方、また服装などまとめてみました。
知床流氷フェス開催時期はいつ?
知床ならではの大自然を生かした体験型のイベントが2017年より始まりました。
2020年の開催日は
時間:18:30~21:00
入場料:500円
場所:国設知床野営場
TEL:0152-22-2125(斜里町観光協会)
知床流氷フェスに行くには、車が便利ですが路面はアイスバーン状態です。そこで、運転はチョットできないという人に嬉しいパスが登場しました。
釧路から道東を巡る交通機関と、知床のアクティビティがセットになった「ひがし北海道ネイチャーパス」が期間限定で運行されます。これは車を運転できない人や、道外からの観光にはうれしいパスで、日中は釧路から弟子屈などを周り、知床で流氷のアクティビティ体験ができるパスで、知床流氷フェス開催時期と同じ期間に楽しめるパスです。
このパスを利用すると知床を堪能できるので、車がない・運転できない人にはおすすめです。
h ttp://travel.willer.co.jp/tour/hokkaido-nature-pass/?mid=1263
知床流氷フェスどんなイベント?
知床流氷フェスは約1か月の開催期間で色々なイベントがあります。
グリーンステージとブルーステージの2か所の会場があり、世界遺産知床の自然を生かした体験をさせてもらえる体験型イベントです。
網走の名店はぜや珈琲から、美味しいコーヒーの入れ方を教わる体験などもあり、本格的なコーヒーを楽しむイベントもありました。野外でのコーヒーっていつも以上に美味しく感じますよね!カヌーをしながらとか登山をしながらとか色々なアウトドアでコーヒーを飲むことがありますが、極寒のコーヒーは格別に美味しいです!
本格的にコーヒーの入れ方を教われるので、アウトドアコーヒー好きには嬉しい企画です。知床の寒さを少し和らげてくれますね!
また、ハンモックや空中テントで寝そべりながら星空観賞もできます。その他にも入場料を払うと1杯の温かいドリンクが付いていて、知床特製の飲食ブースもあり飲食も楽しめます。
ブルーステージ(オロンコ岩駐車場)
知床流氷フェス楽しみ方や服装は?
第1回目となる2017年は、会場のアイスタワーやアイスドームは緻密に設計されたものではなく、自然の環境で出来上がった自然アート作品がメインでした。毎年このような自然のアート作品が楽しめるようなので、これは注目しておきましょう。
知床フェスの一番の楽しみ方
都会の騒音やネオンをシャットアウトした本物の自然の中で、焚火の優しいぬくもりや暖かい飲み物を片手に、知床のネイチャーガイドさん達や運営メンバーの方々、来場者の人達と知床の良さや自然の摂理など、楽しく聞かせてもらい語らうことが一番の楽しみ方でしょう。
満天の星空や、本物の自然を肌で感じて癒される!知らない自然や動物生態を聞くことは、感動することが多いです。派手な演出はないここだからいいのです。
昼間の一面真っ白な流氷のオホーツク海を堪能した後、夜は知床の大自然を学ぶという、知床を知る楽しみ方としては最高におすすめです!
服装は
知床フェスのシーズンは雪と氷の世界です。日中でもマイナスがほとんどで、最低気温は-10℃~-20℃になることもあります。知床の夜、まして屋外のイベントになるので服装は厳重にしていきましょう。一番いいのはスキーに行くような恰好を基準に考えることをおすすめします。
上半身
防水防寒の風を通さない素材のアウター・保温性の高いフリースやセーター・ヒートテックなどのインナーを重ね着しましょう。
下半身
ジーンズはおすすめしません。風を通しやすくもし濡れたり少し汗などかくとデニム自体が凍ります。上半身と同じような防水防寒の風を通さない素材がおすすめです。スパッツやタイツなど二重履きがおすすめです。
耳の隠れる帽子か耳あて
じーっとしているだけでも末端部になる場所は痛くなります。耳もその一つで外気に触れていると痛くて辛くなります。なるべく隠れるようにしましょう。
防水性の高い手袋
オシャレ用の手袋では指先の冷えを押さえることが難しいでしょう。ポケットに手を入れることなんてできないので保温性の高いものがおすすめです。
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発熱素材の靴下
地面は雪か氷です。防寒靴でも指先は冷えてくるので、厚手のソックスか二重履きがおすすめです。
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マフラーかネックウォーマー
タートルネックのインナーより温度調節が可能なマフラーなどの方がおすすめです。
また、手荷物はリュックに入れて両手を自由にできる状態にしておきましょう。路面はツルツル、いつ転倒するかわからないので手を塞がないことも気にしておきましょう。カイロもお忘れなく!
まとめ
いかがでしたか。
2017年から始まった知床フェスは1月30日が初イベントの日でした。この日は北海道が定めた「知床の日」で、知床が世界遺産に登録されたとしの流氷初接岸日でもあります。知床の大自然を少しでも多くの人に知ってもらい楽しんでもらいたいと願って、地元の人々の熱い気持ちから新たに始まったイベントです。
ぜひ、流氷と知床フェスを同時に楽しんでみてはいかがでしょうか。