今は年中乾燥しているお肌の人が多く、ライフスタイルやホルモンバランスでお肌の状態も敏感になっています。私も年齢の変わり目で敏感肌に拍車がかかった時期もありました。そんな時は体の中から潤いを与えてあげると、即効性があります。
そこで今回は乾燥肌に即効性のある食べ物と水分の摂りかたを、私の体験を交えてまとめてみました。
乾燥肌に悩む前に!
春は花粉や紫外線・夏はエアコンや紫外線・秋は花粉や寒暖差・冬は暖房と外気など、今では1年中お肌のトラブルが絶えません。特に空気の乾燥する時期は乾燥肌の人にとっては辛い季節になりますよね。マスクを付けると蒸気で保湿されるとか、これを付ければ乾燥は防げるとか、藁にもすがる気持ちで美容に心掛けている人も多いですが、食べ物や水分で乾燥しにくくなるの知っていますか?
人の肌は、正常なら28日周期のターンオーバー(肌細胞の生まれ変わり)でお肌の入れ替えをしています。でもこれを正常にするためには、体内からお肌に働きかけないとできないことです。特にお肌に大切な栄養が不足するとターンオーバーも周期がずれて、肌本来の機能も果たせなくなってきます。それではいくら高価な基礎化粧品を使っても、砂漠に化粧水やクリームを付けている状態なので、いくらお手入れしても間に合いません。
私も若い頃から乾燥肌で、30代を過ぎる頃は乾燥肌のピークでした。ドンドン乾燥していく肌になっていったので、いろんなことを試してみたら一番効き目が良かったのが水分の取り方と食べ物でした。
いくら、化粧水をバシャバシャ浴びるほど付けても、いくら、高級クリームを付けても、翌朝はカピカピに乾燥して突っ張る・・。これは、体内が渇いている証拠なのです。そこで、お肌に対する栄養と水分を補ってあげるだけで、ひどい乾燥に悩まされることはなくなります!
乾燥肌に即効性のある食べ物
まず皮膚の細胞は正常だと約4週間で新しい細胞に作り替えられます。その細胞を作る栄養素は常に準備しておかなければいけません。食べ物からや、体内で作りだす栄養素もあります。その中でも大切な栄養素は、脂質の1つでもあるコレステロールです。
「え~っ・・コレステロールって悪者じゃなかったの?」と思う人は多いと思いますが、コレステロールが不足すると、新しい細胞を正しく作ることができなくなるのです。
食事制限などムリなダイエットをすると肌がボロボロになるのもこのせいです!
コレステロールと聞くと肥満や成人病のイメージがあるイヤな食品と思われがちですが、コレステロールが少ないと、逆に病気やガンにもなりやすいと言われています。
それはなぜか?
日々生まれ変わる細胞を正しく作ることができないからです!最近ではコレステロール値が高い方が長生きする研究結果も出ています。
このように、お肌の細胞にも重要なのがコレステロールなのです。
コレステロールは動物由来の脂質になり、魚の干物やイカ・タコ・卵類などの食品に多いです。
また、良質のたんぱく質とビタミン群も必要不可欠です。タンパク質といっても良質なものと聞くと、どれになるか分かりにくいですよね。じつは、肉より大豆よりはるかに優れている良質のたんぱく質が卵なんです。良質のタンパク質のスコアが100%が一番高いとしたら、大豆は56%・牛肉は80%・イカは86%・豚肉は90%で、卵は100%なんですよ!
卵にはタンパク質に限らずビタミンC以外の栄養素がほとんど入っているので究極の栄養源です!
ビタミン群
ビタミンは沢山の種類がありますが中でもA・C・Eなどはお肌の細胞に重要です。
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コレステロール(脂質)やタンパク質また、ビタミンAやEなどは動物性が多いのです。ということは意外にも、ダイエットや健康を気にする人に不足しがちなモノなんですよね。
それに栄養素は、体内で一番必要な所から使われていきます。生きるために必要な栄養分だけ摂取すると、臓器に一番に栄養が使われるので肌にまで届きません。
だから乾燥肌=栄養不足と考えましょう!健康的に生きるために必要な栄養を摂らないと、肌細胞にまで栄養が回らないということです!
普段の食事に十分気を付けていても補えないと思ったら、サプリメントは有効です。私もサプリメントには救われました。ビタミンCはいくら食べても飲んでも身体には留まってくれないので、肌まで届くようにビタミンCを有効に使うには、サプリメントも必要ですね。
水分補給の仕方を知ろう!
人の身体は60~70%が水分です。乾燥って砂漠を思い浮かべればわかると思いますが、水分不足が一番の原因です!この水分の循環がよくないと乾燥を招いてしまいます。何年も前から1日に水分は2リットルは摂りましょう!といわれていますが、特に乾燥肌の人に、これは本当に必要です。1日の食事、プラス水分を2リットル摂ることがおすすめです。
水分とはどのようなモノ?
お水がおすすめです。ジュースや牛乳などは水分には入らないです。コーヒーや緑茶なども基本的には入りません。コーヒーや緑茶は利尿作用があり水分を排泄する作用が強いので、できればお水をメインに飲んで下さい。
コップ1杯が約200mℓとして、コップ8~10杯を目安に飲みましょう。水分の摂りかたは一度に飲むのではなく1日の中で分けて摂ります。なるべく、朝の時間が排泄の時間になるように午前中にコップ5杯が目安です。
活動的になる朝は1時間おきにコップ1杯、お昼から夕方にかけて徐々に減らして2~3時間おきにコップ1杯を心掛けます。またのどが乾いたら早めに水分補給です!
このように水分を摂取すると、体内で水分不足にならずに循環もスムーズになります。栄養不足と一緒で、水分が足りなくなると肌の細胞にまで循環しにくくなり、乾燥を招く原因になります。
潤いのある肌を保つためにも、水分は頻繁に摂ることをおすすめします。
まとめ
乾燥に足りないものはコレステロールやタンパク質ビタミン群といった保湿成分です。動物性の食材をしっかり食べて、ビタミンCを摂るのがお肌にとって何よりの栄養です。
その都度、水分補給も忘れずに摂りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。