大洗あんこう祭は、
茨城県の大洗町で毎年行われているお祭りで今年で21回目を迎えます。
名前にアンコウと付くだけあって、大洗町の冬の味覚をPRしようと始まったお祭りで、県内各地で底曳網漁船によって漁獲されるアンコウの美味しさを沢山の人に知ってもらうグルメまつりです。
深海魚なので、見た目はグロテスクですが、「食べられない所が無い」と言われるほど骨以外は全て食べることができる魚で、白身の淡白な美味しい魚なんです。
あんこうの肝(あん肝)も濃厚な甘さがあり、本場の大洗のあん肝は食べておく価値があります!
そんなグルメのお祭りに、2016年には13万人もの来場者が・・
場所的にも大都会の方ではないし、かなり知名度が高い地域でも正直ないですよね!
知らない人にとって見たらなぜ?そんなに凄い祭りなの!とかなり興味をそそられます。
そんな毎年来場者が増えている大洗あんこう祭の日程などまとめてみました。
大洗あんこう祭りの日程
第21回目の大洗あんこう祭りの日程は
日時:2018年11月18日 (日)
時間:9:00 ~15:00
場所:大洗マリンタワー前芝生広場
入場料無料
野外ステージで多彩な催しイベントが沢山企画され、アンコウのつるし切りなども行われます。
HP参照
アンコウは表面にぬめりがあるので、まな板の上ではなく吊るして捌くのが一般的ですが、捌き方を見る機会は少ないですよね。
そんな包丁捌きの匠の技が、ステージで披露されます。
「つるし切り」と呼ばれる方法で板前さんが手際よくアンコウを捌いていくと、客席からは大きな歓声が上がるほど盛り上がります!
アンコウの身はビタミンが豊富で、肝は海のフォアグラと云われます。美容にもおすすめの魚です!
会場ではあんこう鍋や、一杯100円でアンコウ汁が味わえてこの汁がお目当ての人も大勢います。
あんこう汁は整理券が配布されるので、もらい忘れないように早めにゲットしておきましょう。
その他に大洗本場磯節などの郷土芸能やトークショーなどもあり、全国大会出場を誇る大洗高校マーチングバンドのステージも披露します。
また、メインでもある地元のグルメなどを紹介するブースも設置されているので、お腹も満たされ大満足ですよ!
大洗あんこう祭りの駐車場
大洗あんこう祭りは駐車場からが大変なんです!!
2016年には朝7時には駐車場付近は大渋滞です。
車で会場まで行くなら朝早くに現地入りがおすすめです。
・大洗海浜公園大洗サンビーチ駐車場
・大洗港臨時駐車場(第四埠頭)
この2つの駐車場は会場の駐車場になります。会場からも近く場所的には好立地ですが渋滞になりやすく、あっという間に満車になります。
なるべく早めに到着しておいた方がよさそうです。
・大洗海水浴場
こちらは会場までは少し距離がありますが比較的停めやすいです(会場まで徒歩約30分)
車中泊するにはいい場所です。
・大洗町営第1駐車場
会場からも近くていい場所ですが車中泊の車でいっぱいになりやすいので、前日からがおすすめです。
周りは住宅が多いので車中泊の場合は必ずエンジンを切りましょう。
また、少し距離はありますが鹿島臨海鉄道の涸沼駅にも無料の駐車場があります。
涸沼駅観光センター前に車を駐車して涸沼駅から鉄道で大洗駅まで行き、大洗駅から臨時バスで会場まで向かう手段です。
・鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
涸沼駅~大洗駅:約6分
料金:大人220円(子供半額)
交通手段はなるべく電車をお奨めしますが、水戸方面からの電車もかなりの混雑になります。
どちらにしても早めの時間の行動をおすすめします!
大洗あんこう祭りのメインはガルパンだった?
12年にテレビ放映が始まったガールズ&パンツァー。
ガールズ&パンツァーは、通称「ガルパン」と呼ばれていて大洗町を舞台として作られたアニメで、ファンにはこの大洗の地が聖地になっています。
大洗町の祭りに合わせて町全体をもっと盛り上げようと、町とガルパン制作スタッフとがタックを組んだら、それはそれは凄い盛り上がりになっちゃったんですよね!
あんこう祭で、ガルパンの声優がトークショーをすると来場者は過去最多の6万人にのぼり、2016年は来場者の数が11万人にまでも!
アンコウの人気ももちろんありますが、こうなるとコミケ?の状態になっているようですね。
町全体も協力して、3つの商店街をガルパン会場にして当日だけ歩行者天国になります。
地元商店街の各店舗も色々なブースを設けて、来場者をもてなしてくれます。
アニメのキャラクターの等身大パネルや戦車のパネルを設置したり、独自にガルパンメニューを開発したりして商店街全体がガルパン一色に!!
車やトラック・バイクなどにアニメキャラのプリントを施した「痛車」のコンテストから、普段は絶対できないバスに落書きができたりと、ガルパンファンではなくても、見ているだけで楽しめます。
本格的なコスプレの人も沢山いて、写真撮影会など・・
きっと、アンコウはどこに行った~?と、感じる方々もいらっしゃるかもしれませんが・・
こんなに町全体が、お祭りを盛り上げようと奮闘されているならそれはそれで、大成功なわけです!
お祭りの前日から大洗町付近は全国からガルパンファンが集まるので、大洗町や水戸市の宿泊施設は5~6月から予約でいっぱいになることも・・
なかなか、このような異色のお祭りもないので、これからも発展してもらえるよう期待が膨らみますね!
まとめ
あくまでも、あんこう祭りですが、
冬の味覚アンコウを食べて、ガルパンを楽しむ!
アニメに興味がなくても、見て回るだけでもおもしろい発見があるかもしれませんよ!
ぜひ会場を回って楽しんで下さい。