知床峠の行き方や交通手段は?夏でも服装には気を付けないとダメ?

北海道の観光
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知床半島は北海道東部のオホーツク海に約70キロ長く突き出た半島です。2005年に美しい自然景観として、世界自然遺産に登録されました。

しかも知床半島だけでなく、半島を取り巻く海洋も含めての自然遺産登録は知床が日本で初めてになるんですよ。

そんな半島を横断する知床横断道路に知床峠があります。自然豊かな知床半島を横断しながら走ると、雄大な羅臼岳を間近に見ることができ、晴れた日には国後島まで望むことが出来ます。

また、知床五湖の入り口でもある道路です。

ただ、電車などの交通機関はなく、基本的には車の移動になる場所です。

そこで、もし車がなかったらどうする?そんな知床峠に行くにはどうすればいい?など、交通手段や知床の四季の服装などまとめてみました。

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知床峠の車での行き方は

飛行機で空港利用の場合、最寄りの空港は女満別空港中標津空港になります。中標津空港は、東京羽田空港が1往復・新千歳空港が3往復便に対し、女満別空港は、東京・中部・新千歳と便数は女満別空港のほうが多くなります。こちらの空港でレンタカーを借りて知床に向かうのがおすすめです。

もし車での移動が可能なら、知床峠への行き方は2つの路線があります。

斜里町方面から知床国道のルート

こちらは、女満別空港がおすすめです。

女満別空港から網走海岸、小清水海岸と244号線を通り、斜里町から知床海岸の334号線に入ります。そのまま道なりに進み、知床横断道路の頂上が知床峠になります。網走海岸からのルートは約110キロで2時間弱の走行距離になります。

その他、交通量が少ないコースは、美幌町から334号線を通るルートもありますが、こちらはオホーツク海の海岸よりカーブが少し多めになります。

・直線道路のスピード超過には十分気をつけて下さい!

・速度測定もよくあります。

 

羅臼町方面からは国後国道のルート

こちらは、中標津空港から近いルートになります。

中標津空港から、国道774号で根室海峡の標津町へ向かい、海沿いの国後国道335号を北上します。羅臼町中心部から知床横断道路に入ると頂上が知床峠です。

中標津空港から、約80キロで約1時間半ほどの移動距離です。

※ちなみに、釧路空港から知床に向かう場合は、約190キロで3時間半程の移動距離になります。

知床峠への交通手段は?

もし、車での移動ができない場合は交通手段はどうすればいいのか気になりますよね!

観光タクシーという手もありますが、結構な出費になります。釧路から網走を結ぶ釧網本線も、知床斜里駅までで、知床ウトロまでは走っていません。

ということで、女満別空港や知床斜里駅から一番の交通手段はバスになります。

・女満別空港からは

斜里バスの知床エアポートライナー号に乗車し、ウトロ温泉バスターミナルまで直行です。

※このバスは夏期路線バスで予約不要、1日2~3本の運行です。

ウトロ温泉バスターミナルで、斜里路線バスに乗り換え知床峠に行くルートです。

女満別空港

斜里バスターミナル(JR知床斜里駅 )

ウトロ温泉バスターミナル

斜里路線バスに乗り換え知床峠

ただ、運行便が少なく、女満別空港から9:25発に乗車しないとウトロ温泉バスターミナルからの知床峠行きに間に合いません。

・定期観光バス(知床浪漫ふれあい号)も、ウトロ温泉バスターミナルから出ていて、知床峠やその他の知床観光もできます。3コースあり、料金は1800円~3200円です。(知床峠に行くには3200円のコース)

 

・JRを利用の場合は

釧網本線の利用で、JR知床斜里駅で下車し、知床エアポートライナー号か斜里路線バスの乗車で、知床峠に行くルートになります。

・中標津空港からは

路線バスは出ていないので、空港連絡バスに乗車し、中標津バスターミナル(240円)へ向かいます。中標津バスターミナルから、阿寒バスに乗車し(2390円)羅臼で下車します。羅臼からウトロ線に乗車(790円)し知床峠に行くルートです。

※こちらのコースは平日2本、土日祝は1本しか上手く時間が合わないので、時刻はしっかり確認しましょう。

・札幌からウトロまで行ける高速夜行バスもあります

(片道8230円:往復15430円)

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知床は夏でも服装には気を付けないとダメ?

4月から5月の知床横断道路が開通する時期は気温は、ウトロで最高12℃・最低0℃ほど、羅臼で最高7℃・最低2℃くらいです。トレーナーか薄手のセーターにウインドブレーカー、ダウンジャケットなど、風を遮る服装が必要です。帽子や手袋・マフラーがあると温度調整もできます。

6月から8月は最高30℃、最低10℃くらいです。天気の良い日は半袖シャツ1枚で行動できますが、暑いようなら脱げばいいので、着脱可能なフリース、ウインドブレーカーは必要です。7~8月でも、雨天や曇りには15℃を下回ることもよくあります。

この日は、8月でしたが気温は14℃でした。知床峠は10℃以下になる事もあるので、脱いだり着たりして温度調節することが多くなります。

本土のような、ノースリーブやTシャツ短パンになれる日はかなり少なく、数える程度か、ないこともあります。ただ、あまり重装備にするのは避けましょう。

9月から10月は最高15℃、最低10℃以下が多くなります。この時期は気温の変化が激しく、極端に下がることもよくあります。10月上旬から山間部では初雪にもなるので、長袖シャツにジャンパー・帽子・手袋・マフラーは持参しておきましょう。

11月は平野部でも初雪となります。このころからは、コート・ダウンなどの防寒着は必要です。知床横断道路も閉鎖されるので、車はスタッドレスタイヤが必要になります。

足元は、季節にかかわらず運動靴かトレッキングシューズがおすすめです。

知床半島は自然の中に行くような感覚が必要なので、長靴などが必要な時もあります。サンダルや、ヒールなどは控えた方がいいですよ!

知床峠の口コミはこちらです
https://kanko.travel.rakuten.co.jp/hokkaido/spot/S1001333_review.html

まとめ

知床半島に行くなら、知床峠は行っておきたい名所ですが、車の移動でない場合は、時間とバスの運行が限られてきます。

そこで、2泊ぐらいの滞在をして、じっくり観光するのが一番おすすめです。服装は、夏でもウィンドブレーカーなどは忘れずに!1日の温度差が激しいので、体温調節には気を付けましょう。

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