知床横断道路の開通期間はいつ?車で走る所要時間や注意することは?

北海道の観光
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北海道の道東部、世界遺産の知床半島はアイヌ語で、「地の果て」や「地の突端」と言われ、日本の中でも、厳しい自然と地形が魅力的な一度は訪れたい場所ですよね。

そんな知床半島には、島を横断する知床横断道路(国道334号線)があります。

春から夏は新緑、秋にかけて紅葉と見応え十分なこの道路は、四季折々の楽しみ方ができて、観光スポットにもなります。

ただ厳しい環境の場所なために、1年のうち半分は閉鎖され、通行時間などの規制もかかります。しかも、急カーブや高低差が激しい峠道。

なかなか行くことができない場所でもあるために、ちゃんと開通になる日や、道路の状態など、通るなら万全な日をピックアップして行きたいですよね。

そこで、毎年いつ頃から開通するのか、どんな道で横断する所要時間などどれくらいなのか、ご説明します!

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知床横断道路の開通期間はいつ?

知床横断道路(国道334号線)は、ウトロ~知床峠~羅臼を結ぶ知床半島を横断できる唯一の道路で、冬は雪が積もるので長い期間通行止めになります。ということは、毎年雪が降り始める10月中旬ごろから、4月の下旬頃まではウトロ~知床峠~羅臼の間を、通り抜けすることはできないんですよ。

基本は、雪がとけて夏タイヤで走行できる状況になったら開通時期になります。ただ毎年の雪の積もり方や、気温に合わせて開通するので何月何日から開通しますとは決まっていないんです。

2018年は比較的積雪が少なかったので、4月28日(金)に開通し、2019年には4月26日に開通しました。GWには間に合う感じですね!

※2020年は、まだもう少しかかりそうです。

ただ当面、時間は10:00~15:30までで、それ以降は夜間通行止になります。

開通後の27日には、この時期には珍しく雪が降ったので、まだ全面開通になるのは時間がかかるかもしれません。

また、この時期の夜間は路面凍結の恐れがあるので例年、開通しても夜間交通規制がかかります。

・最初は10:00~15:30まで
・2段階で8:00~17:00まで
・3段階で全面開通

このように段階的になるのですが、気温の状況で、その年によって開通が遅れたり規制の段階や時間も変わってきます。

※2019年の2段階(8:00~17:00まで)は、5月14日からとなりました。

終日通行可能になるのが、6月を過ぎてからになる年もあり、GWに間に合わないこともあります。それにバイクや夏タイヤでの走行が無理だと、通行止めになります。

また10月下旬以降は、知床横断道路は夕方から通行止めになり、麓では雨が降ると峠区間は凍結している恐れがあるため、雨天時には日中も通行止めになる日もあります。

知床横断道路の冬期通行止めは、10月下旬頃から11月初旬頃です。

通行止めになると、来春まで通ることはできないので、日程を調べずに、横断しようとしたら大変なことになってしまいますので、必ず確認をして行きましょう。

国道334号 知床横断道路の状況
http://www.hkd.mlit.go.jp/ab/douro_seibi/icrceh00000011m5.html

 

知床横断道路の車で走る所要時間は?

知床横断道路(国道334号線)は、ウトロ~知床峠~羅臼の間を結ぶ全長約27 km区間です。通常の走行時速の場合、車での通行で約40~50分の走行時間になります。途中、知床峠の駐車場があったり野生動物と遭遇することもあるので、1時間を目安にされるといいですよ。

※知床峠とは、知床横断道路(国道334号線)の羅臼町とウトロを結ぶ知床横断道路の頂上にあり、駐車場やトイレもあります。

北側には羅臼岳、東側には国後島を見渡せる広大なパノラマスポットが楽しめる場所です。
知床峠の口コミはこちら
https://kanko.travel.rakuten.co.jp/hokkaido/spot/S1001333_review.html

 

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知床横断道路を走る時注意することは?

知床横断道路(国道334号線)は、夏タイヤで通行不可と判断された場合は

通行止めになります!

スタッドレスタイヤや、チェーンをしても通行出来ません。

もし通行できなくなったら

例えば、羅臼町からウトロの温泉地に行く予定を立てていた場合、 知床横断道路を通ると1時間弱の通行時間が、羅臼町から標津町~斜里町~ウトロ経由になり2時間半~3時間の移動時間になります。

このようにもし横断できなかったら、1時間半から2時間のロスになってしまいます。必ず確認してから向かうようにしましょう。

また知床横断道路は、短かい距離で標高差を詰めるのが特徴の道路なので、高低差とカーブが多いです。

知床峠からウトロ側は、全線を通して比較的に大きな高速カーブが続き、道路幅に多少のゆとりがあります。

羅臼側はヘアピンカーブなどの急カーブが連続し、見返り峠と呼ばれる急カーブ・急こう配の道路になります。

カーブが多いので、安全運転には心掛ける必要がありますが、比較的天候が良い日が少なく、ガス(霧)がよくかかります。ひどい時は、全面が見えずらくなるので気を付けて走行してください。

また、知床半島は野生動物の宝庫でもあるので、シカやキツネは至る所で遭遇します。

そのような野生動物を見ようと、片側一車線の急カーブの道路に車を停車させて、ビデオや写真を撮る人が多く、走行の妨げになっていることが多いので、スピードはなるべく控えて走行し、カーブなどが多い場所での路上駐車はやめましょう。

まとめ

知床半島は野生動物の宝庫で、景色も四季折々に変わり、日本最後の秘境とも呼ばれる世界自然遺産です。その半島を横切る知床横断道路は、毎年4月下旬から11月上旬の期間限定道路です。

この道路を横断するだけでも、行く価値がある場所です。交通状況を確認して、ぜひ一度訪れてみて下さい。また走行するときは、安全運転で野生動物には注意してくださいね。

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