梅雨時期の洗車は必要だった?雨の日の前に洗車する理由とは?

掃除
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皆さんは洗車はどんなタイミングで行いますか?

私は西日本に住んでいた時はマメに洗車していたのですが、北海道に移住してからは雪のせいもあって洗車の回数がぐっと減りました。

雪道を走ろうものなら毎回汚れがひどいので、もういいや、雪がなくなってから洗車しよう!と、冬場はほとんど洗車をしなくなっていたのです。

気付けば雪がなくなり、汚れも目立つから洗車するか~という感じです。

しかし、ある日気がつきました。

明日の天気予報は雨なのに・・なぜ雨で汚れるのに洗車をするのか?

もう梅雨入り前で、これから雨が降りそうな時なのに、意外と洗車場が混んでいる気がする・・?

雨が降るんだから洗車してもまた汚れるのに、なんでわざわざ洗車するんだろうと、少し疑問に思ったので、その理由について今回は徹底的に調べてみました!

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雨が車に及ぼす影響について

まず車が雨にさらされることで、ボディには少なからずダメージが与えられます。

雨で汚れを落とす!という考えは車体にはよくなかったのです。

その代表的なものをご紹介します。

酸化共鳴

酸化共鳴(さんかきょうめい)・・なかなか聴き慣れない言葉ですよね。

この酸化共鳴とは、「酸化物が付着すると、その付着した部分も酸化する」という現象です。

雨水は大気中の二酸化炭素、さらにガソリンや灯油などの化石燃料を燃焼させることによって生じる窒素酸化物・二酸化硫黄などの物質が溶け込んでいます。

地域や測定条件により多少の差はありますが、PHにするとおおよそ5〜6程度、つまり「酸性」を示しています。

酸性雨がボディに降りかかることで、まずはボディに付着している汚れが酸化します。

酸化した汚れが接している塗装面も、酸化共鳴により酸性に傾きます。

特に市販されているワックス剤は油脂が主成分であるため、酸化しやすい性質を持ち合わせています。

このように酸化したボディは、色あせや光沢がなくなるなど劣化の原因となります。

雨ジミ

雨が降った後のボディには、黒い車には白っぽい・白い車には黒っぽい汚れがついていることが多々あります。

これが雨ジミです。

雨には上記の酸化物だけではなく、大気中のチリやほこり・花粉・PM2.5など様々な汚れが溶け込んでいます。

これらの汚れが含まれた雨水を浴びた車は、やがて水分だけが自然と蒸発し、雨ジミとなって目につくようになります。

また雨ジミがついた状態で風雨にさらされたり、走行中の空気抵抗で目には見えないほどの微細な傷を作り、ボティのツヤが失われてしまう原因となります。

梅雨時期の愛車のボディメンテナンスのコツとは?

まずは、梅雨入り前には念入りに洗車をしておきましょう。

お手軽なもので洗車場のジェット水流で洗い流す方法もありますが、ホコリやちりなどの汚れだけではなく、排気ガスによる汚れ、元々塗っていたワックスなどの油汚れを落とすためにも、スポンジとしっかりと泡だてたカーシャンプーを使うことをおすすめします。

表面に付着した汚れを落とすことで、酸化共鳴をある程度予防することができます。

しっかり洗浄したら次はコーティング剤で仕上げをしましょう。

撥水効果のあるコーティングを施すと、雨ジミを防ぐことができます。

コーティング剤には以下のものがあります。

ワックス

最も安価で、かつ短時間で仕上げられるのでお手軽にお手入れができます。

主成分は油脂なので酸化しやすく、持ちもそれほど長くはないので、こまめにお手入れできる方には最適です。

ポリマー系コーティング

シリコンやフッ素を主成分としたコーティング剤です。

このコーティング剤の魅力は、微細な傷なら埋めることができるので、失われたボディの光沢を取り戻すことができるという点です。

ワックス剤に比べるとややお値段は高くなりますが、以下に挙げるガラス系に比べると圧倒的に安価です。

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業者さんに依頼しても工期はそれほど長くなく、自分でもできるという点も嬉しいところです。

目安としては3ヶ月程度効果が持続します。

ガラス系コーティング

ガラス繊維を含んだコーティング剤で、現在流通しているコーティング剤の中では最も高品質で酸化しにくい性質を持ちます。

今のところ、素人が自分で施工するのは難しく、カーコーティング業者やディーラーなどにお願いしましょう。

費用も上記2種類に比べると高価で、車種や使用するコーティング剤などにもよりますが、2万円〜が相場となります。

工期も長く、場合によっては1週間程度かかることもあります。

時間もお金もかかりますが効果は長続きし、1年近く持つものもあるとのことです。

ボディだけではない!

どちらかというとボディーの色やツヤに目がいきがちですが、窓やミラーのメンテナンスも必要です。

ガラスやミラーにも撥水加工を施しておくと、雨の日の運転が快適なものになります。

ガラス面やミラーのコーティング剤には

・綺麗な面に塗って乾いた布で拭き取るもの
・泡で出てくるガラスクリーナー
・ウォッシャー液

などが代表的ですよね。

ご自身が使いやすいと感じるものを一つ用意しておくと、大雨が降っても心強いですね。

また、梅雨入り前にワイパーの状態もチェックしておきましょう。

ゴムの劣化やワイパーそのもののたわみなどがあると、水滴を拭き取れず、十分な視界が確保できないので安全面への不安ばかりではなく、運転中のストレス・疲労にも繋がります。

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まとめ

「雨が汚れを洗い流してくれるから」

「どうせ雨が降って汚れるから」

と、ついつい梅雨入り前には避けてしまっていた洗車ですが、実は大きな間違いだったようです。

特に、赤や青など車体が鮮やかな色の車は、この洗車の考え方だけで劣化がかなり防げます。

愛車をいつまでもキレイな状態で長く乗るためにも、雨の日の前のケアはとても大事なのです。

愛車のメンテナンスを念入りに行って安全で快適なドライブで、梅雨時期も楽しく過ごしましょう。

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