年中ではひらがなや数字を読めなくても大丈夫?覚えさせるタイミングがある?

妊娠育児子育て
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

年中にもなると、同じ歳の子の間でも成長の差が著しく違ってくるようになってきます。

子供の能力の差は「生まれた月やその子の性格によるもので、個人差があるのは当たり前」と頭ではわかっていても、ついつい自分の子と周りのお友達を比較してしまう・・というママも多いのではないでしょうか?

また、幼少期からの習い事やお受験などの影響もあり、昔に比べると早くから読み書きを始める子供さんも多くなりました。

特に文字の読み書きなどのいわゆる「お勉強系」の遅れは、将来の学力に影響するのではないか?と焦ってしまいがちになるものです。

「もう年中なのにまだ読めない・・」「早くから覚えさせないとダメ?」と心配してしまう親心もよくわかります。

そこで今回は、ひらがなや数字を覚えるタイミングについてや効果的な学習法についてまとめてみました。

 

スポンサーリンク

ひらがなや数字を読めるようになるのは何歳から?

年中になる頃には、ひらがなを読める子が増えてきます。

中にはすでに書ける子もちらほら出てくるので、自分の子ができないと不安になりますよね。

また、市販の幼児向けドリルなどを見ていると、3歳〜4歳向けのテキストでもすでに字の読み書きを取り入れているものもあり、目を通してみると「もうこんなに字が書けなくてはいけないんだ・・」とますます焦燥感が募るはずです。

そこで気になるのは、いつ頃から覚える?ということですよね。

一般的には、文字を覚え始める年齢は4歳ごろが最も多いといわれています。

もちろん個人差が大きく、早い子は3歳ごろから・遅い子でも5歳ごろになると自然と文字に興味を持ち始め覚えていくと言われます。

また男女の差もあり、女の子の方が文字に関して興味関心を持ちやすいので、早く覚える傾向があります。

ただ一般的な年齢にとらわれすぎて「年中さんなんだから早く覚えさせないと!」とか「4歳なのにまだ読めないのはなぜ?」と思う必要もありません。

この時点で、ひらがなや数字は読めなくても全く問題はないので安心して下さい。

子供に文字や数字を覚えさせるタイミングは?

では、いつ頃から覚えさせればいいのか?ということですが、理想としては小学校入学前にひらがなや数字の読みができるようにしておきたいと思うのが親心ですよね。

でも何度も言うように、産まれた時から個人差があるように、覚えるということに対しても個人差はあります。

そこで、できないからと言って無理に鉛筆を持たせて書く練習をさせたりするのは逆効果です。

無理強いすることで、子供は「机に向かう」=「お勉強する」=「嫌なこと」と認識し、中にはそのイメージは小学校入学後も抱き続けて、お勉強をしなくてはいけない時期にやる気を引き出せなくなってしまう子もいます。

幼児期のお勉強はあくまでも遊びの延長であることが重要です。

「これなんて読むの?」「自分の名前はどうやって書くの?」など、文字に興味を示し始めるときは必ず来るので、その時が文字の学習を始める最もベストなタイミングです。

スポンサーリンク

文字の効果的な教え方とは?

まずは「読み」から始めることがおすすめです。

身の回りにある文字を一緒に読んであげながら覚えていく方法が、興味を惹きやすいです。

絵本もこれまでは読み聞かせが中心だったものを、自分で読むという方向にシフトさせてあげましょう。

「絵本を見ながら一緒に声を出して読んでみよう」と、子供さんが興味を引くような本を一緒に探しに行くのもいいですね。

ただ、年齢が上がるにつれて絵本もどんどん文字数が多く、ストーリーが長い絵本になっていきます。

そこで自分で読む達成感を味わってもらうために、あえて赤ちゃん用の文字数の少ない短いお話の本にすることで、「読む」という達成感を早く感じられるというメリットもあります。

子供は何よりも「できる」=「褒められる」ということで成長していくので、最初は簡単な文字を選んであげると覚える意欲も湧いてきやすくなります。

また絵本だけではなく、スーパーの値札・商品のパッケージ・看板の文字など、私たちの身の回りには様々な文字で溢れています。

それらを読み上げていくことも文字を覚えるためには効果的です。

もちろん、初めはたくさんの文字を認識できません。

例えば、「はなこちゃんの「は」が書いてあるよ。どーれだ?」と言ったように、1文字ずつ探していくことから始めましょう。

そうして読むことを覚えていくと、今度はどんどん書くことにも挑戦したがるようになります。

もちろん、五十音の順にこだわらずに、お子さんが書きたい文字から教えていきましょう。

この時期はどうしても間違えて書いていたり、鏡文字(左右が反転している文字)を書くことがたくさんあります。

これは当たり前のことなので、いずれ直ります。あまりシビアにならずにどんどん書かせて、書いたものはどんどん読んであげましょう。

そうすると「文字を書くことは楽しい」と思い、学習意欲も湧いていくでしょう。

まとめ

文字の覚え方はとても個人差が大きなものです。

また、男女差もあるものなので年中さんの時点で読めなくても問題ありません。

小学校入学以降に自宅学習の習慣を身に付けるためにも、今の段階では無理に覚えさせるのではなく、自然と関心を示すのを待ち、遊びの感覚で文字を覚えていくようにしましょう。

周りのお友達が文字を覚えたのに、うちの子はまだできない!という焦りは禁物です。

「いずれできるようになる」とゆったりと構えて、お子さんを見守ってあげましょう。

タイトルとURLをコピーしました