北海道民はイメージと違う?おおらかではない?性格や特徴は?

北海道のあれこれ
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

日本一大きな都道府県である北海道。大自然や美味しい特産物に囲まれて生活する道民たち。「北海道はでっかいどう!道民の心もでっかいどう!」なんていうイメージを作ったりしていませんか?

今回は、気になる北海道民の性格や特徴について、道外から移住した私や知人の意見を参考に少しご紹介してみますね。

スポンサーリンク

北海道民はイメージと違う?

私は北海道に来て一番最初に思ったことは、「歩くペースがゆっくり」と「早口な人が少ない」でした。イメージ通りにゆったりおおらかな感じだと思いました。が、女性は負けず嫌いで強気な人が多く、道民は「かかあ天下」が多いのもうなずけます。

また、私は関西から北海道に移住したのですが、知人も四国から小学生の時に越してきた人がいます。
その人の体験から・・

四国から北海道に来たKさん

私が北海道に転校したのは、小学四年生のときです。四国は、関西弁のイントネーションで話すので、訛りが少しきついです。

当時の私は、「北海道で四国の言葉なんて恥ずかしすぎて話せない」と思っていて、一生懸命に標準語を話そうと努力していました。

また、四国から北海道との距離は長く、豊かな自然とおいしい食べ物に囲まれて育つ北海道の人たちは、「みんな穏やかでおおらかで、優しい人たち」というイメージをもっていました。言葉も柔らかく、きれいな標準語を話し、色も白くて透き通ったような肌なんだろうなと、私の創造で「北海道民=完璧」こんな方程式が、子どもの頃は成り立っていたのです。

ところが、

「北海道って、標準語じゃないんや・・!」

友達の言葉も先生の言葉も、なんだか違和感があり、真似しようにも真似ができなく、当時の私には、イントネーションにとにかく違和感がありました。

例えば、「ようちえん」「コーヒー」「ほうちょう」このような言葉を、全て最初の文字に力を込めて話すのです。「よぅちえん」「コオーヒー」「ほぅちょう」など。

そして、注目すべきは話し言葉の語尾です。「~するべ!」「~だべや!」「~するしょ?」などなど。とても驚きを隠せませんでした。その他、ちゃんと北海道の方言もたくさんあることに気付き、その度に言葉の意味を友達に確認していました。

正直、何を話しているのかわからない感じです。特に、函館の方は方言がきついようで、道民でも函館の方言はわからないと言われています。

そうです、北海道は標準語なんかじゃなかったんです。(もちろん道内の人は標準語と思われています。)

そして、もう1つ気になるのは北海道民の性格。人の性格は十人十色ですから、私のイメージ通りの「おおらかで優しい」方もたくさんいらっしゃるのは事実で、私の友達にも沢山います。

ただ私が9年間、北海道で生活してきて感じたのは「みんな面白い!」ということです。個人的な意見ですが、関西人よりも北海道民の方が面白いです。別に面白いネタを披露するわけでもなく、ふざけたことをするわけでもありません。

関西は面白いことをしてウケを狙うというのが多いですが、道民は面白いことをしている自分に気がついていないというところが面白いのです。

根本的は真面目でいい人が多いので、真面目に面白いことをしてくれます。そんなこと、お笑い芸人に見られたら、絶対ネタにされるで(笑)!というようなことを、私はいつも心の中でつぶやいていました。

ただ、その面白さをツッコむと、そこは真顔で「何が面白いのかわからない・・」という感じなのが、また面白いです。

北海道のイメージとは?

どこの土地でも地域性はありますよね。ただ北海道だけは、一言で地域性と言えないのです。

北海道はでっかい道というように、道南・道央・道北・道東と、この4つの区切りでも、それぞれ方言があるほど違いがあります。

道外に例えると、道南が九州で道央が関東、道北が北陸で道東が東北という感じでしょうか。

また、札幌は都会意識が強く冷たいイメージがあるといわれますが、そんな感じもなく、むしろ私は札幌に引っ越ししてから、職場やご近所の人に「慣れない土地で大変でしょ」とよくしてもらったイメージしかありません。

また道東では、仲良くなるまでに時間がかかるような気がしますが、仲良くなると家族のように温かく接してくれる傾向があります。

四国から北海道に来たKさんは、道北の稚内に移住していました。漁師町なので、さぞかし気性が荒いのかと思いきや、「みんなのんびりおっとり」という感じです。

また稚内の学校では、男子のほうが多かったのですが、主導権はいつも女子が握っているという、北海道ではよく言われる「かかあ天下」の町のようです。

 

スポンサーリンク

 

北海道民あるある

他県民では当たり前ではないことが、当たり前になる北海道。あくまで私の意見ですが、北海道でのあるあるを紹介させていただきます。

自分達は標準語
道民は、その土地の言葉が標準語と思っている人が多いです。北海道の独自のしゃべりや、方言があることを理解していないので、「北海道弁だ!」とツッコミを入れると、「自分たちは標準語だ」と逆ギレされることがあります(笑)。「北海道と東京は同じ」という風潮もあるのかもしれませんが、これは札幌民だけではなく、稚内でも同じようです。
標識の基準がナゾ
「○○まであと100㎞」「○○まであと300㎞」という標識を、よく目にします。
普通は、あと300㎞なんて標識を見たら行く気がなくなりますが、道民は片道300㎞の道でもへっちゃら。「300㎞なんて近い!」と思うようです(笑)。往復で日帰りをするなんて方も沢山います。
雪道でもへっちゃら
雪道を車で走って万が一、滑ったとしてもかなり冷静です。北海道の冬の運転はとても恐ろしいです。凍っている道がほとんどなのですが、たとえスリップして車が1回転しても、「大丈夫っしょ!」なんて笑顔で安心させてくれます。冬道の車の操作方法は、プロといってもいいほど、とても冷静です。
就職などでも北海道を出たがらない。
北海道民はとにかく地元を愛して止みません。また「都会で一旗揚げるぞ」という意気込みも薄く、札幌が東京という感覚なので、道外に出る方はあまりいません。基本は、北海道内での転勤や移動を好みます。
北海道以外の都道府県をまとめて「内地」「地方」と呼ぶ。
北海道への愛が大きいからか、他の都道府県の事情にはあまり関心がない人が多いようです。北海道以外は、まとめて「内地」や「地方」と呼んでいます。

まとめ

いかがでしたか。

皆さんが抱いていた北海道民のイメージはどうでしたか?あくまで私の経験や意見なので、全てが当てはまることはありません。一例として、関心をもっていただけると幸いです。

とにかく魅力が詰まった北海道。そこで生活する人々の県民性を探りに北海道に訪れてるのも、楽しいですよ。

タイトルとURLをコピーしました