寒くなる季節は電車・職場・デパートなど、どこへ行っても暖房が効いていると暖かくてホッしますね。
でも、なぜか気持ちが悪い・・吐き気がする・・のぼせてるかも?
など、体調不良を起こすこともありませんか?
もしかしたら、その症状は暖房が原因かもしれません!
この冬を快適に過ごすために、その予防と対策を見ていきましょう。
暖房が原因で体調不良になる?
寒い季節になると温かさが恋しくなります。寒い所から暖かい場所に入ると「ホッ」としますよね。でもオフィスなどで長時間暖房の聞いた部屋に居ると、少し体調が悪くなることがありませんか?暖かくて気持ちが良いはずなのになぜ具合が悪くなるの?と思いますよね。
ですが、もし体調を崩すという場合は「暖房病」かもしれません!
暖房病ってなかなか聞きなれないですが、冷房病と似た状態になります。
例えば、冷房の良く効いた場所に長時間いると冷房病(クーラー病)になると耳にしますが、この暖房病も同じ事で急激な温度差によって体の自律神経がコントロール麻痺を起してしまいます。
自律神経は、そもそも自分の意思でコントロールできないので、麻痺を起こすと気が付いた時には、身体のどこかに不調となって表れてくることが多いのです。
暖房病でよくでる症状としては、
肌や目の乾燥・喉の乾きや乾燥・頭痛や吐き気などがあります。
これらの症状は、ほとんどが暖房による脱水症状が原因によって起こりやすくなります。
えっ、冬なのに?と思われるかもしれませんが、人は寒い季節でも体内の水分量は一定にキープする必要があります。
汗をかかないから、寒いからと思って水分を摂取する量が少なくなりがちですが、冬も体の水分は排出されています。
そこに、暖房が加わるとどうでしょう・・
冬の乾燥プラス暖房で、ダブルの乾燥状態になっているのです!呼吸はもちろん目に見えない汗など、冬場も体内からの排泄はしっかりあるので、水分が出るばかりで補給しなければ体内も皮膚も乾燥してきます。
このような状態になると体内の水分量が減り、血液がドロドロで流れにくい状態になり、その結果、血流が悪くなり、頭痛や吐き気を引き起こしてしまうのです。
汗をかくことが少ないので、脱水症状を引き起こしているとは想像しないですよね!
でも、これを放っておくと重い脱水症になるので注意が必要です。
どうやって冬場の脱水を防ぐ?
脱水症状は水分が足りていないことが原因なので、こまめな水分摂取が必要です。
コーヒーや紅茶も悪くありませんが利尿作用があるので、これらを飲んだ後には同じ分量のお水や白湯を飲むのがおすすめです。
基本的にはミネラルウォーターやスポーツドリンクが水分としては良いですが、一度に大量に摂るのではなく、コップ1杯(150~200㎖)を何度も分けて飲む方が体内に吸収しやすくなります。
また、乾燥を防ぐために室内の湿度を高める工夫が必要です。最近はデスク用の加湿器もあるので、活用しましょう。
こちらは木目調でスタイリッシュ!
コンパクトサイズなのに8時間の連続使用も可能です。
こちらは手のひらサイズで、デスク上でも場所を選ばず置けます。
霧状のミスとも出るので肌やのどの乾燥にはおすすめです!
また、締め切った室内より外の空気の方が湿度が高いので、1度窓を開けて空気そのものの入れ替えもおすすめです。
電車や職場、自分だけじゃない場所の温度調節はどうする?
寒がりな人や暑がりな人など、様々な人たちと同じ空間にいる場合、自己管理が重要になります。環境を変えにくいオフィスなどでは気温・湿度を全員に合わせるのは困難です。
そこで、そのような状況で自己管理をするとなると、着衣量・運動量が必要になってきます。ではどのように工夫するのがいいでしょうか?
暑がりな人
・「空気の入れ替え」と宣言して窓を1回あけてリセットする。
これは寒がりな人にもお勧めで、一瞬寒くなりますが気持ち良くリフレッシュにもなり、湿度調整にも役立ちます。
・厚着をしない。
・首もとを冷やすのが効果的で、襟元の空いた服などを着る。
・デスク用のミニ扇風機かミニファンを使って熱がたまらないように空気を循環させる。
こちらは風量も変えられ、LEDライトも付いています。
コンパクトのうえ、卓上にもハンディタイプにもなる優れものです。
こちらは、クリップタイプなので、デスクにおけるスペースがなくても大丈夫!
コンパクトなのに風量はしっかり出ます。
扇風機もサーキュレーターの役目ができるので、空気を循環させるアイテムとしては冬場もデスクに一台おすすめです。
寒がりな人
・足元に自分専用の電気ストーブや足ヒーターなどを置く。
マグネットが付いているので、デスクの横に張り付ける事もできます。
・ヒートテックやタイツ・レッグウオーマーなどを活用し下半身や足元を温める。
女性には馴染みがないかもしれないですが、作業着店は防寒グッズに優れています!
パンツスタイルだと、デザインも気になりませんね!
その他にも
・カイロを使う。首や腰関節部分を温めるのも効果的です。
・温かい飲み物や体を温める食べ物やサプリを摂取。
・長時間の同じ姿勢は不調になりやすいので、屈伸やストレッチをして筋肉を動かし血液循環を良くする。
寒がりな人は、体内の熱量(筋肉量)が少ないこともあるので、なるべく身体を動かして筋肉を使うことが一番のおすすめです。
暖房の効いた部屋に薄着でいるのも、かくれ脱水の原因に!?
実は肌の露出が多いほど水分は蒸発しやすくなります。
暖房を効かせて薄着をしていると、肌からはどんどん水分が出ていき乾燥肌になってしまいます。暖房を控えめにし、着るもので温かく過ごす工夫も大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
寒い冬に暖房が原因で具合が悪くなる経験、皆さん体験したことがあるのではないかと思います。
こまめな水分補給と衣服の着脱で温度調節をして、暖房に当たり過ぎないということも気を付けましょう。