流氷クルーズはどこで乗る事ができる?料金や予約は必要なの?

北海道の観光
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北海道で流氷を見ようと思った時、船で流氷の中を運行する映像や画像を一度は見たことがありますよね!真っ白に埋め尽くされた航路を、ガリガリ粉砕しながら運行する船に乗ってみたい!

そこで、流氷クルーズはどこで乗る事ができるのか、場所や料金・予約は必要なのか?などまとめてみました。

 

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流氷クルーズとは?

流氷クルーズは、1月下旬ごろから3月中旬にかけて流氷を見学することができるクルージングになります。一面真っ白な氷の海を行く流氷クルーズは北海道の厳冬期ならではで、厚みのある流氷を砕いて走る光景は迫力満点です。

流氷クルーズを楽しめる船は3種類あって、流氷の海を走るスタイルが違います。

世界的にも初になる紋別から走る流氷砕氷船ガリンコ号。

この船の元祖は、アラスカ油田の開発実験船で利用されていたもので、実験終了後に観光船に改造されて世界初の流氷砕氷観光船の生まれ変わります。

アルキメディアン・スクリューと呼ばれる螺旋型のスクリュードリルを装備していて、それを回転させ氷を砕きながら航行ができる仕組みになっています。北海道遺産にも登録されている貴重な船舶です。

初代のガリンコ号は何度か改造され定員32名から70名まで乗船できるようになり1996年まで運行していました。その後の継続船がガリンコ号Ⅱで初代の約4倍の大きさになり、定員195名まで乗船可能になります。冷暖房も完備された客室もあり極寒のクルーズも快適になり、初代のスクリューが4本なのに対し、2本に軽量化されたのですが、砕氷能力はアップして一段と迫力を楽しむことができるようになっています。

もう一つは観光砕氷船おーろらと、おーろら2です。

おーろらは、南極観測船の設計をもとに造られた観光用の砕氷船になります。この船の特徴は氷の塊に船体を乗り上げてその重みで氷を砕きながら運行する仕組みです。一般の船の約倍の馬力があり、船を止めることなく前進しながら砕氷する事ができ、大型船なので砕氷の際の揺れも少なく、船内も広くのんびり流氷を見る事ができます。

おーろら2も同様で姉妹船になります。定員は400名で船内も自由に散策でき、室内も設備が充実している観光大型船です。

小型船でクルーズができるエバーグリーンやはまなすなど

船体は小さいですが、だからこそ迫力のある流氷と自然を間近くで見る事ができます。小型船といっても最新鋭の漁労航海計器や設備を整え、安全対策・自然環境にも配慮されている万全の船体で、大型船とはまた違う魅力があります。

このように多様な船が出航されていて、

・ガリンコ号Ⅱは豪快に流氷を砕く迫力ある船
・おーろらは大型観光船でゆったり流氷を眺める事ができる船、
・小型船は流氷の迫力と天然記念物の野生鳥などのウォッチングが間近で楽しめる船

と、それぞれ魅力がある流氷クルージングを楽しむことができます。

 

流氷クルーズはどこで乗る事ができる?

流氷クルーズに乗船する場所は、オホーツク海沿岸部と根室海峡になります。

・ガリンコ号Ⅱは紋別

紋別市海洋公園にある海洋交流館から乗船できます。早朝の朝日や夕焼けに染まる流氷を見る事ができるサンライズクルーズや、サンセットクルーズも楽しめます。

・サンライズクルーズ:6:00発
・サンセットクルーズ:16:10発(2月中)
紋別市海洋交流館
住所:紋別市海洋公園1
TEL:0158-24-8000
ガリンコ号Ⅱの基本情報はこちらでどうぞ

・おーろら・おーろら2は網走

道の駅になる流氷街道網走からの乗船になります。ここは網走の情報発信地にもなるので観光の情報が沢山詰まった場所です。期間限定で夕焼けに染まるサンセットクルーズも楽しめます。

・サンセットクルーズ:16:30発(2/9~3/11の金・土・日曜日)
道の駅流氷街道網走
住所:網走市南3東4-5-1
TEL:0152-43-6000
オーロラ・おーろら2の口コミはこちらでどうぞ

・小型船の乗船は知床半島の羅臼

エバグリーンは知床ネイチャーが楽しめる体験型観光が楽しめます。

知床ネイチャークルーズ
住所:羅臼町本町27-1
TEL:0153-87-4001
知床ネイチャークルーズの基本情報はこちらでどうぞ

はまなすは民宿から出航されていて、エバグリーン同様に体験型クルーズが楽しめます。

観光船 民宿はまなす
住所:羅臼町本町372-1
TEL:0153-87-3830
はまなすの基本情報はこちらでどうぞ

その他にも羅臼の小型船ではアルランⅢ世 流氷クルーズなどもあります。

また釧路から道東を巡る交通機関と、知床のアクティビティがセットになった「ひがし北海道ネイチャーパス」が期間限定で運行されます。これは車を運転できない人や、道外からの観光にはうれしいパスで、日中は釧路から弟子屈などを周り、知床で流氷のアクティビティ体験ができるなど、流氷期間を楽しめるパスです。このパスを利用すると道東を堪能できるので、車がない・運転できない人にはおすすめです。

・鉄道とバスとアクティビティがセットになったパス
運行期間:2019年2月1日(金)~ 3月20日(水)
h ttp://travel.willer.co.jp/tour/hokkaido-nature-pass/?mid=1263
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流氷クルーズは料金や予約は必要なの

1つだけ気になる事が、流氷は絶対に見る事ができるという保証はありません。天候や、海流・風向きによって見えないこともあります。そこで、予約が必要なのか気になりますよね・・

・紋別のガリンコ号Ⅱは予約制で電話予約は乗船日の前日までです。また不定期便なので乗船人数が10名以上で運行し、満たない場合は運行しません。
1日5便の運航で乗船時間は1時間前後です。
料金:大人3000円・子供1500円

・網走のおーろら・おーろら2は予約制ですが、当日の定員に空きがあれば予約なしでも乗船できます。シーズン中は混み合うので予約することをおすすめします。
1日4便~5便の運航で乗船時間は約1時間です。
料金:大人3300円・子供1650円

・羅臼では、はまなすは前日17時までに予約が必要になります。コースは2つあり5名以上で運行。
2時間半コース:大人8000円・子供4000円(日の出前発・9時発)
1時間コース:大人4000円・子供2000円(13時発)

・エバグリーンは前日までの予約ですが、当日でも空きがあれば受付可能です。コースが2つあり、5名以上で運行。
Aコース約1時間:大人4000円・子供2000円(13時発)
Bコース約2時間半:大人8000円・子供4000円(日の出前発・9時発)

※シーズン中は団体客も多いので早めの予約がおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。

流氷クルーズは冬の北海道の感動体験で120%の魅力があります!大迫力と、絶景のクルーズ、自然の壮大さは圧巻です。

ぜひ一度体験してみて下さい。

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