帝釈峡の紅葉時期とおすすめのスポットや駐車場・最寄駅などの紹介

紅葉
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広島でも有数の景勝地になる帝釈峡は、約18キロメートルの大峡谷が続く、県内屈指の紅葉スポットです。

ダイナミックな景色に映える紅葉と木漏れ日が美しく、静寂に包まれた参道を散策すると、五感を刺激されます。

 

そんな日本の美を再発見できる帝釈峡は、秋の散策がベストな時期です。

 

ただ、帝釈峡は一部分だけでなく、中国山地に位置する広島県北東部の東城町神石高原町にまたがる全長約18キロメートルの峡谷です。

さっと見てさっと帰るようなところではなく、じっくり散策する所でもあります。

とても美しい紅葉時期にゆっくり散策するために、おすすめのスポットやコース・ 行き方などをまとめてみました。

 

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帝釈峡の紅葉時期とおすすめのスポット

 

帝釈峡は日本百景の一つとされ、国の名勝に指定される国定公園になります。

目が覚めるような真紅に染まるもみじ、黄金に輝くイチョウ

渓谷や迫力のあるダム湖など自然の豊かさを体感できる帝釈峡の紅葉シーズンは、

 

例年10月下旬から11月上旬が見頃となります。

 

約18キロメートルにもおよぶ大峡谷が続く帝釈峡は、上帝釈・神龍湖・下帝釈に分けられ、それぞれに見所の場所があるのですが、とにかく広いので全てを周ろうとすると、徒歩で上帝釈峡から神龍湖まで約2時間半はかかります。

結構な距離なんですよ!

遠方からの観光で全てを見て回ろうとするなら、宿泊してゆっくり楽しむのがおすすめです。

帝釈峡近くの宿はこちらでどうぞ!

 

 

上帝釈は見所が多いのでしっかり散策できる場所

 

・帝釈天永明寺(石雲山永明寺)からの見学がおすすめです。


HP参照

 

709年に建立されたと伝えられる古刹で、檜造りの本堂は荘厳な雰囲気が漂いオーラを感じるほどバックの巨岩とマッチしています。

現在は中に入ることはできませんが見るだけでも価値はあります。

 

・白雲洞

帝釈峡一帯の地底には広大な鍾乳洞が無数にあるといわれ、これらの鍾乳洞の中で、

唯一見学可能な鍾乳洞が白雲洞です。

白雲洞は奥行きが200m程あり、鍾乳石や石筍・石柱などが自然のまま保全されています。

・白雲洞の見学は有料です。

入場料金:大人250円、高校生200円、小中150円

営業期間:3月1日~12月10日

営業時間:9:00~17:00

 

・鬼の唐門

この場所は昔、鍾乳洞だったらしく、鍾乳洞が崩れてできた巨大な岩空洞穴ですが、そこから覗く紅葉の景色も格別に美しいです。


HP参照

 

・雄橋

全長90m、幅19m、厚さ24m、川底からの高さ40m。世界三大天然橋の一つに数えられ、もちろん日本一の天然橋で、国の天然記念物にも指定されています。

花崗岩が渓水の侵食作用によりできた自然の強さも見える橋は圧巻です。

川に掛かる岩のアーチ橋、巨岩と川と紅葉を見ると、「凄い」の一言しか言葉が出てこないでしょう。

自然の力は本当にすごいと実感させられる橋なので、この橋は絶対外せない見所です。


HP参照

 

・断魚渓

約3億年前に形成されたといわれれ、雄橋から300メートルほど下流に位置する渓流で、帝釈峡唯一の急流です。

HP参照

上帝釈は中国自然歩道と呼ばれる、とてもなだらかな遊歩道があるので歩いているだけで癒されます。

小さな子供さんからご年配の方も、ゆっくり歩いて楽しめるおすすめスポットです。

ただ、雨の次の日は道が滑るので散策には十分気をつけて歩きましょう。

上帝釈だけの散策時間でも徒歩約1時間はかかります。

神龍湖は、帝釈峡の中心に位置します

帝釈峡国定公園内の下部に位置する、周囲24km、全長8kmの人造湖で、

紅葉の時期は神龍湖に面する紅葉山が、水鏡に映り込み赤く燃えるような美しい様子を楽しむことができます。


HP参照

・遊覧船

神龍湖を一周する遊覧船からは、手つかずの自然が多く残る下流の渓谷美も楽しめ景色は最高に美しいです。

神龍湖近辺の紅葉は車で周っても充分楽しめます。

 

下帝釈は人があまり立ち入ることがない秘境

帝釈峡の中でも秘境といえる場所で、他では見られない複雑に入り組んだ渓谷や雄大で美しい景観を楽しめます。

ダイナミックな大渓谷の色鮮やかな紅葉と、太郎岩を望むことができる花面公園や立石城址など隠れたポイントがあります。

 

・下帝釈幻の鍾乳洞

1992年に再発見された鍾乳洞で、長さ780mに達していますが現在も探査されていて、広島県では最も長い鍾乳洞です。

人の手が入っていないので、珍しい造形が豊富に残されていて、奥行きが長く難コースなのでガイドがいないと入れません。

HP参照

 

見どころは沢山ありますが、おすすめのコースは上帝釈峡の散策です。

コース:永明寺→白雲洞→唐門→雄橋→断魚渓→素麺滝

所要時間:往復約1時間50分

 

中国自然歩道は自転車も走行可能で、峡谷の入口にはレンタサイクルもあります。

足腰や体力に自信がない人でも、サイクリングしながら手軽に峡谷内の名所巡りができます!

その後、神龍湖に向かい遊覧船に乗るのもアリだと思います。

 

住所:広島県庄原市東城町帝釈未渡(上帝釈) 東城町三坂、
神石郡神石高原町永野(神龍湖および下帝釈)
電話番号:0847-86-0123
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帝釈峡の駐車場や最寄駅

 

上帝釈付近の駐車場

第1駐車場(200台)・第2駐車場(130台)

神龍湖付近の駐車場

三坂駐車場(200台)・トレイルセンター(40台)

 

・車で上帝釈の行き方

〇中国自動車道帝釈峡IC下車し西へ約10km(約15分)

 

〇山陽自動車道「福山東IC」下車し北へ約65km(約1時間半)

 

・電車・バスで帝釈峡への行き方

芸備線「東城駅」を下車後

・上帝釈峡エリア
タクシーで上帝釈峡まで20分
備北バス始終線「帝釈」下車・1日4便(約25分)

・神龍湖エリア
タクシーで神龍湖まで10分
中国バス西回り東上線「神龍湖」下車・1日4便(約15分)

 

・高速バスでは

大阪方面:みよしワインライナー 三次行

大阪梅田から東城まで4時間半(1日4便)

みよしワインライナー
https://www.bushikaku.net/bus/9158/

 

広島方面:広島線(高速乗合バス)

広島バスセンターから東城駅まで2時間半(1日4便)

広島線(高速乗合バス)

 

まとめ

しっかり歩けるようなら、帝釈峡全体を散策すると大満足な紅葉狩りができますが、

ポイントを押さえるなら雄橋だけは絶対に見る価値があるので、上帝釈がおすすめです。

平日などは静寂に包まれて幻想的にも、ダイナミックにも感じられる帝釈峡ですが、紅葉時期は大勢の観光客が訪れます。

散策は朝がおすすめで、歩く場合は歩きやすい靴と服装をお忘れなく。

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