北海道でも札幌の定山渓は見ごたえのある紅葉の名所として、毎年多くの観光客でも賑わいを見せる温泉街です。札幌市内からのアクセスもよく、紅葉の時期になると定期便でバスも運行されます。
定山渓は沢山の紅葉スポットがありますが、場所によっては、息をのむほど色鮮やかな絶景が楽しめる紅葉スポットがたくさんです。
そこで眺める場所や目線を変えて、紅葉の楽しみ方をご紹介します。
定山渓の紅葉はどこから眺める?
札幌の中でも、特に美しい紅葉の景色を味わいたいなら、やっぱり定山渓温泉がおすすめです。札幌中心部から車で1時間ほどの距離なので、気軽にドライブが楽しめるのも魅力な場所です。本土では、まだまだ残暑が残る時期ですが、こちらは9月下旬頃から色づき始めます。
紅葉の名所として、10月に入ると温泉街全体が秋色に染まります。
温泉街から渓流に沿って続く二見定山の道を、歩いて散策しても見事に色付いた紅葉を楽しめます。二見吊り橋や定山渓大橋からの景色・錦橋付近の舞鶴の瀞(まいづるのとろ)など温泉街を歩くだけでも紅葉を楽しむことができ、手湯や足湯ができる場所も、温泉街には無料であるので休憩しながらめぐることもできます。
その他にも、白糸の滝や豊平峡ダム・定山渓ダムなど、見所は沢山あります。
定山渓の周辺宿などはこちらでどうぞ
定山渓の紅葉、上からは紅葉ゴンドラで眺める!
紅葉は、歩いて散策したりドライブするのが定番ですが、定山渓の紅葉は豊かな自然を活かした眺め方ができるんです!上からは、
紅葉ゴンドラがこの時期だけ運行されます。ゴンドラは標高630mの山麓センター棟前から標高1100mの山頂まで晴れた日にはゴンドラから、石狩平野や石狩湾まで眺められ、ゴンドラの真下は、全体が紅葉色で見事な景色に包まれます。
山頂の遊歩道を進めば、小樽湾を一望できるビュースポットもあり、山と海がどこまでも広がる大パノラマは絶景です。
登山することなく、壮大な景色と紅葉がコラボする様はゴンドラに乗らないと味わえませんね!山頂にはカフェもあり、軽い軽食も販売しているので一番乗りして、ゆっくり楽しめますよ。
冬はスキー場で、通常のスキー営業時は6~7分で山頂に着きますが、紅葉ゴンドラは約15分かけて、ゆっくり運行してくれます。
住所:札幌市南区定山渓937番地先
駐車場:無料
定山渓の紅葉、下からはカヌーでゆったり!
定山渓の紅葉を、下から見るには、定山渓を流れる豊平川をカヌーでゆっくりツーリングです!定山渓は、色鮮やかな山々だけではありません。渓谷そのものの美しさも魅力的で、豊平川にそびえたつ断崖や、断崖にかかる橋など渓谷ならではの力強くも美しい風景は、定山渓の見どころの1つです。
それに橋の上からではなく、渓谷の水面近くから見る景色は、紅葉に360度囲まれた大パノラマの自然の迫力に圧倒され、息をのむほどの感動です。
また、ガイドさんの話を楽しんだり、大自然の中でティータイムを取ったり自然の中でゆったり過ごしながら非日常に、日ごろの疲れも癒されます。
カヌーなんてしたことがないという人もご安心を!
定山渓は風の影響を受けにくいため、カヌー操作がしやすい場所で定山渓ダムは人造湖なので、増水する事が少なく、そこから流れる豊平川も比較的水量が安定しています。
このような緩やかな渓流なので全くの初心者でも、保護者同伴で3歳以上の子供さんから、愛犬とも楽しむことができます。特に早朝がおすすめです!朝もやの中、幻想的で静かな渓谷です。
川のせせらぎと鳥のさえずりだけが響く特別な空間です。
まとめ
紅葉スポットをめぐるバスが運行されたり、歩いて散策も楽しめたり、定山渓は見所の多い、おすすめの紅葉スポットです。また定山渓温泉の宿は、日帰り入浴もできる所がたくさんありあます。
紅葉を見ながら、温泉や足湯に浸かりながら贅沢な時間を楽しみたいですね。