アニサキス退治法は魚屋さんに聞くと意外と簡単!寄生虫を退治する方法!

健康
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。
※このブログでは、プロモーション広告を利用しています。

今年に入ってやたらと話題になったアニサキス。お刺身が大好きな日本人にとっては、衝撃的なニュースばかりでしたね!芸能人が一斉に、私も!私も!とアニサキス症を発症した事を訴えていましたが・・

一時期では、スーパーの鮮魚の売り上げがガタ落ちしたり、鮮魚を扱う飲食店もお客さんの入りが減ったりなど大打撃を受けたようで・・刺身は食べないという人も増えましたが、実はいまさら何を言う??って感じなんですよね!

アニサキスはずーっと昔から魚に寄生していた虫体で、ほとんどの魚に寄生している虫体です。特にサバやサンマ、イワシなどの青魚やイカなどにも最く寄生しています。

今年も釧路や根室などで水揚げされたサンマに大量のアニサキスがいたよ!と聞きましたが、漁師さんや漁業関係の人にとって見ればな~んも心配ないし!と、いつも通りの様子。

青魚が取れる地方では、そのような寄生虫は当たり前のことで、刺身を食べて腹痛起したら「アニサキスだろ!三ツ矢サイダー飲め!」なんていわれることもあります。実際、私の知り合いは腹痛を起こして炭酸を飲んだ後、数分で痛みが治まって病院に行く事もなく済んでいます。

もちろん炭酸が効くという医学的な根拠もデータもないのですが、胃に嚙みついたアニサキスを、炭酸を飲むことによって一瞬ビックリさせてそのまま流して排泄させる?と、浜では何やら独特な粗治療もあるようです。

このように聞くと、そこまで深刻に考えなくてもいいことが分かりますよね!ただ、魚のさばき方が素人でわからなかったり、スーパーで買ってきたものが信じられない人、恐怖心をあおるメディアも多数あるので刺身は食べれない。そんな人が増えてしまうのは、日本の食文化も危なります。

そこでアニサキスは怖いけど刺身は食べたい!という人のためにも、自宅でできるアニサキスを退治する方法をご紹介します。

 

スポンサーリンク

魚屋さんに聞くアニサキス退治法

明らかな不衛生で起きる食中毒は問題外ですが、アニサキスはほぼ全ての天然海水魚に寄生してるといっても過言ではありません。だからこの寄生虫をどのように退治するか?ということがメインになります。

アニサキスは生きた魚の内臓に寄生していて、魚が内臓機能を果たさなくなると筋肉(身)の方に入っていきます。内臓から腹膜の方に入り込み時間が経つごとに身の中に移動していきます。

まず鮮魚を購入する時は、できるだけ新鮮な魚を選んで購入することが何よりも重要です。魚の目利きをする必要はないですが、ある程度鮮度の高い魚を選んで購入することで、アニサキスのリスクは小さくできます。なぜなら、鮮度が良いと内臓からまだアニサキスが脱出していない可能性が高いからです。

また新鮮な魚であっても、アニサキスが寄生している可能性はゼロではないので、丸のまま1尾購入したときには、購入した魚の内臓をできるだけ早く取り去ることが重要です!釣りをして刺身で食べたい場合も、とにかく早めの内臓処理が大切です。

釣ったら直ぐ血抜きをしてキンキンに冷えた氷水に直ぐ入れましょう。その場で内臓処理をしておくと、安全性が増します!

 

アニサキスは見える!

アニサキスはミミズを小さくして白色透明にした様な外見です。魚の身に入り込んだアニサキスは結構見える事が多いです。

内臓を取り除いた後は、腹膜から身の表面をしっかり観察します。自宅で魚をさばいて3枚におろしたら、光を当てて透かして見るとアニサキスが見えることがよくあります。新鮮な魚なら、万が一アニサキスがいても身の表面にいることがほとんどなので、発見しやすいです。白い糸のような丸まっている物が見えたら取り除きましょう。

アニサキスは弱い

アニサキスは見た目と同様にすごく弱い虫体です。少しの刺激で壊れるので包丁で切ると死んでしまいます。もし、購入した魚の中にアニサキスが潜んでいる心配がある場合は、フグのような薄造りにすると殆どのアニサキスが切断死します。切り込みを沢山入れたり、タタキにするのもおすすめです。

またアニサキスは傷が付くと生きられませんので、しっかり噛むことでも死滅します。

スポンサーリンク

 

アニサキスは温度の変化で死滅する

アニサキスは弱い寄生虫なので、温度の変化でも死滅します。

●冷凍にする

しっかり冷凍することでOKです。「マイナス20度以下で24時間以上冷凍する」と厚生労働省は勧めていますが、家庭用の冷蔵庫で丸1日冷凍にするだけで大丈夫です。また魚の大きさを考慮して時間を調整しましょう。

新鮮な魚をさばいて切り身にする前に冷凍しておくと、次の日には刺身で食べる事ができます。

・昔から北海道アイヌ料理でルイベという方法があります。ルイべとは凍らせた刺身のことです。アニサキスが多く寄生するサケをそのまま冷凍にして、凍ったままをスライスにして刺身で味わう料理です。

 

●熱を加える

70℃以上の熱で死滅させることができるので、煮る・焼く・蒸す・揚げるなどの方法で調理をするとアニサキス対策は万全になります。

 

まとめ

よくあるアニサキス症の話では、夕方サバずしを食べて、翌日の未明に急激な腹痛で発症するパターンが多い症状。サバずしは酢を使うから殺菌効果があるような気もするのですが、アニサキスは、お酢はへっちゃらで効果がないということです。

まずは魚の鮮度が左右するので、鮮度が良い魚を選び早く内臓を取る下処理をきちんとすることが一番です。下処理が苦手な人は、魚屋さんでしてもらいましょう。

日本食の代表ともいえる刺身は、なくしたくない食べ方です。自己責任でもある事ですが、知識を付けて美味しくいただきましょう。

タイトルとURLをコピーしました