猛毒のヒアリが日本にも入国!刺された時の対処と刺されない対策は?

生活
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5月に入り兵庫県の尼崎や神戸港で相次いで見つかった

 

火蟻(ヒアリ)

 

猛毒外来種で、専門家からは日本で繁殖させたら大変なことになる

 

警告を鳴らされている蟻です。

 

そんな蟻がとうとう日本に入ってきてしまいました。

 

駆除に追われていますが、完全に防ぐことは難しそうなのです。

 

私たちも、自分や家族の身を守るために

ヒアリについて対策をしっかりしておきましょう。

 

 

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猛毒外来種のヒアリとは?

ヒアリ

は別名ファイアーアントとも呼ばれ、

原産地は南米ですが、アメリカ・オーストラリアなど太平洋周辺の国や

 

今では中国、台湾にまで生息範囲を増やし、繁殖力が非常に高いようです。

 

船や飛行機で運ばれて入って来てしまうので

今後も日本への侵入を防ぐのは難しいと専門家も警告されています。

 

乾燥した環境を好み、都市環境にも適応できるので、

短期間で繁殖するといわれています。

 

お尻に猛毒を持っていて、その毒性はスズメバチやフグ毒と同じような成分の毒で、

 

刺される(噛まれる)と、死に至ることもあります。

 

北米では毎年8万人ほどが刺されてケガをし、

100人が死亡してると報告されています。

 

海外でも社会問題になっていますね・・

 

このヒアリはとても素早く何度も刺すようで

 

さらに仲間を呼ぶのも早いようです。

 

巣の中には嬢王蟻が何匹かいて、地下に約2メートルもの巨大な巣を作ることもあるようです。

 

 

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ヒアリに刺されるとどうなる?

 

この蟻に刺されると、

 

肌が燃えるようにヒリヒリした痛みが走ります。

 

この症状から、ファイアーアント(火蟻)という名前がつけられたようです。

 

フグ毒と同じような成分の毒をもっているので、

 

ヒアリに刺されると、噛まれた場所は激痛で、

 

肌が燃えるようにヒリヒリした痛み

 

初めの30分~60分は酷い痒みが続きます。

 

その後4~5時間位で、刺された場所が小さな水ぶくれになったり、

 

1日以内に腫れ始め、

 

1週間位はパンパンに腫れることがあるようです。

 

刺された場所は、跡が残る場合もあります。

 

ただし、このように赤くなって痒くなるだけの場合以外にも、

呼吸困難になったり、目眩がすることもあります。

 

次のような症状はアレルギー反応を起こしてるということです。

 

・刺された場所以外に発疹がでて、痒くて、腫れる

・腹痛や、吐き気がする・嘔吐、下痢になる

・胸が苦しくなって呼吸困難になる

・声がおかしくなったり、舌や喉が腫れ、唾液などを飲み込みにくい

・目眩、血圧が急激に下がる

・気を失う、心臓発作を起こす

このような症状が出るようなら、直ぐに病院に行きましょう。

 

呼吸困難などの強いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)があると、

死に至るので早めに症状を見極めることが大切です。

 

刺されたときの応急処置は?

 

もしヒアリに刺されたら

・直ぐに水で患部を洗う

・毒を絞り出す

・薬を塗り、冷やす

・アレルギー反応が出たら抗ヒスタミン剤を飲む

・ひどい時は病院へ行く

 

※ 最近は、毒が熱に弱いとも報告されています。

刺された直後は、熱を加えることで、

その毒成分を失うといった効果が期待でき、

温めることによって、かゆみを止める効果があるようです。

 

ただ、すべての毒に効くのかはわからないので

気になる時は医師に相談してみましょう。

 

 

ヒアリから身を守るためには?

 

普段の生活で特に気を付けたい場所は、土があるところです。

 

森林はもちろん、公園、庭などにも気を付けましょう。

 

特に小さい子供さんは公園などで遊ぶ機会が多いので注意して下さい。

 

ピラミッド形やドーム形の、

 

・不自然に少し盛り上がっている土の場所

・芝生で草が無い場所

・地面から細かい土が浮き上がってるような場所

 

ヒアリの巣になっていることが多いです。

 

踏んだり触ったりすると、一瞬で大量の火蟻が出てきて

あっという間に刺されてしまいます。

 

そのような不自然な土の盛り方がある場所は、立ち入らずに

直ぐ、行政に連絡しましょう。

 

外出時に気を付けることは

・靴下と靴を履く(サンダルは避ける)

・出来れば長袖長ズボン、庭仕事には軍手を必ず着ける

・芝生に直接座ったり、寝転んだりしない

・外出時は虫除けを塗っておく

・子供の外遊び場は、アリの巣がないか周りをチェックする

・洗濯物に付いていないかなどのチェックをする

・なるべく明るい色の服を着る

(ヒアリは赤茶色だけでなく黒色もいるので注意)

・犬の散歩にも、気を付ける

(犬に付いて自宅に入ってしまうこともあります)

 

痛み止めとアレルギーを抑える薬を持っておく事をおすすめします。

 

抗アレルギー・抗ヒスタミン薬(花粉症、アレルギー性鼻炎・結膜炎、じんま疹)などの

市販のかゆみ止めや痛み止め。

 

飲み薬については薬剤師に相談するようにしましょう。

 

 

まとめ

 

海外では想像もつかないような猛毒の生き物が沢山存在します。

 

今までは、他国のことのように思っていたのに

日本にも身近に迫ってきていますよね・・

 

増えないことを祈りつつ、

何事も早めの対策をしておきましょう。

 

 

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