飛行機に乗って旅行へ行く時、2時間や3時間のフライトだと機内でトイレに行かなくても済みますが、海外へ5時間以上のフライトだと1~2回はトイレに行きたくなりますよね。
飛行機に乗った瞬間トイレに行きたくなる人もいたり、急に腹痛に見舞われることも無くはないですよね。そこで、飛行機に乗った時にトイレに行くタイミングや、生理中などのトイレ回数が多い場合、下痢などで我慢できない時シートベルト着用時にはどうすればいいのか?などをまとめてみました。
飛行機のトイレに行くタイミング・混雑時
まず、飛行機に乗ったら荷物をしまい、自分の座席からトイレの位置を確認しておきましょう。トイレに行くタイミングはもちろん自分がトイレに行きたい!と思った時ですが、ギリギリまで我慢するのではなく早めに行くことが大切です。
なぜなら、他の人がトイレからなかなか出てこなかったり、並んでいる間にシートベルト着用サインが点灯してしまうかもしれないからです。
トイレに行きたくて行きたくてしょうがないのに、並んでる間にシートベルト着用サインがついて席に戻らなくてはならない・・なんて辛い思いしたくありませんよね。
そして、シートベルト着用サインが消えるとトイレに行きたい人々が動き出すので、続々と数人並んでしまいます。あっという間に我慢の限界に襲われます・・(笑)
また、食後はお手洗いに長蛇の列ができるので、機内食の配膳が始まる前のタイミングを見計らってお手洗いを済ませておくものおすすめです。
普段からトイレが近い人は、離着陸前には一度トイレに行っておきましょう。
動き出してから離着陸後のシートベルトサインが消えるまでは意外と時間がかかります。
30分はトイレに行けないと思っておいた方がいいです。
シートベルト着用時にトイレへは行けません
シートベルト着用サインが点灯している間は立ち歩くことが禁止されています。なぜかというと、シートベルトは安全のために着用しますよね。その着用が促されているということは、乱れた気流の中を飛行機が飛んでいて機体が大きく揺れる可能性があるからです。
大きく揺れる可能性がある時に立ち歩く人がいたら転倒してケガをしたり、他の人にもケガをさせてしまう恐れがあります。旅行が台無しになりますよね…。
そして、どんなに具合が悪くても、お腹が痛くてもシートベルト着用サイン点灯時はトイレに行けませんので我慢するしかありません…。
私も1度具合が悪すぎてトイレに行きたい時にシートベルト着用サインが点灯していたので、座席でじっと我慢したことがあります。もはやこの飛行機に乗っている他の乗客に2度と会うことはないだろうと思ったら床に寝転がりたいぐらいでした…(笑)
女性は生理のタイミングと重なた場合は、こまめにトイレに行きたいと思いますが、天候によってはなかなかシートベルト着用サインが消えないフライトがあるかもしれません。多い日用や夜用の整理用品を使って乗り切りましょう。
万が一下痢などの究極の状態の場合
シートベルト着用時に完全に我慢できない状況になった場合、勝手にトイレに行くのはやめましょう。まず、CAさんに今の状態を説明して「どうしてもトイレに行かないと座席で漏らしてしまうかもしれない」というような緊迫した状況を丁寧に伝えて、その後の誘導を待つようにします。
あまり偉そうな態度でCAに暴言を吐いたり制止を振り切るようなことをすると、業務妨害になるのでCAのいうことは素直に聞かなければいけません。
飛行機は、離着陸体制に入ると乗客を座席に必ず座らせてシートベルトをさせる義務があります。もし席から離れると直ぐにCAが止めに来ます。なぜかというと機体は安定飛行の状態になるまで乗客の安全を確保する必要があり、シートベルト着用を義務づけられているからです。
もし、立ち上がる人がいたりトイレに行く人がいると飛行機の離着陸を停止させないといけないのです。
CAから機長に連絡が入ると、着陸態勢に入っていたらそれを解除し、上空で乗客がトイレから出るまで旋回し続けます。また離陸時には滑走路に入っていても飛行機を停止させるようになります。
このように離着陸の動作を一旦中止させるので、遅延になったり他の乗客にも迷惑が掛かってしまうことになります。だからよほどの緊急状態にならないと、座席に座りシートベルト着用を外すことはできないんです。
ただ座席で漏らされることもCAとしてはイヤでしょうし、絶対トイレには行かせないとは言わないと思います。
全員に迷惑をかけて申し訳ないと謙虚な気持ちでCAの誘導を待ちましょう。
もし搭乗前に下痢などの腹痛がある場合には、万が一の為に紙おむつを付けておくのもおすすめです。
トイレが近い私がしていること
長距離のフライトを快適に乗り越えるために、トイレが近い私がしている対策を紹介します。
航空券を予約するときに、長距離の場合は必ず通路側の座席を予約します。トイレが最優先なので窓からの眺めは気にしません!(笑)
・飛行機に乗る日は朝からあまり水分を取らないようにしています。
・飛行機の搭乗が始まる少し前に空港内でトイレに行っておきます。
・飛行機に乗って自分の座席を確認し荷物を上の棚にしまい、他の人々が搭乗している間にもう1度機内のトイレに行きます。
・飛行機が飛びたったあとも機内での水分は控えめにし、食後の混むタイミングを避けてトイレに行くようにします。
・また目的地に到着1時間前ぐらいを目安にトイレに行くようにします。
と言ったような感じです。
搭乗するタイミングで機内のトイレを使う人はなかなかいないので、穴場なタイミングだと思っています。
余談ですが、長時間のフライト時にずっと寝ていたことがあり搭乗した直後のトイレ1回だけで、済んだこともありました。寝るのが一番のトイレ予防になるかもしれません!(笑)
まとめ
トイレは行きたいと思っていなくても、行ける時に行っておくのが楽しい旅行を過ごすためのポイントです。
もし万が一の時には謙虚な姿勢でお願いしてみましょう。
飛行機内は空高い所を飛ぶので寒かったり・空気が乾燥したり、気圧の変化で具合が悪くなりやすかったり、地上にいる時とは体にも変化が出ますので、快適に過ごせるように着る服や飲み物・食べ物にも気をつけて事前に紙おむつやナイト用の生理用品・薬などを持参しておくのもおすすめです。